ホ−ム>>私のインターネット生活>>ネット本BEST10更新日 2002/6/20


=インタ−ネット本の読み方=
<発行年月日にご注意!!>
 ものすごい勢いで発展している世界ですから、新しい本、出たばかりの本に値打ちがある ことになります。古い本については、その発行時期をつかんだ上で読む必要があります。 下にあげた本は、95年か ら始まった日本でのインタ−ネットの爆発の各段階を引っ張った本といえます。新しい動きを伝え、新しい時代を指し示 した、「歴史」としての価値をすでに持っています。

<本とネットの融合>
 良い本を読んだら、すぐにインタ−ネットでその著者、著書について調べる....これが鉄則です。 著者の最新動向、その本の書評、さらには、著者本人のホ−ムペ−ジから読んだばかりの本のオンライン版まで、出て来 ます。これが、今までの読書とまったく違う、インタ−ネットの世界です。

<タイトルに注目!>
 私が選んだ本のタイトルを見ると、「市民」「革命」がキ−ワ−ドであることがすぐわかります。 企業、組織ではなく個人が生きていくための道具として、魅力を感じているのです。不況業種の典型で働き、身を置きな がら、一方で進行していく、「わくわく」するような変化、革命の息吹を感じたい、触れたいと模索して来たのがこの数年 でした。

 
   
インタ−ネット本 BEST10
インタ−ネット市民革命  岡部 一明

御茶ノ水書房
発行・・・・1996/5/10
私はこの本を19996/10に読んだ。ごく早い時期にこの本と出会ったおかげでインタ−ネットに対する理解ができた。
アメリカ在住の著者が、インタ−ネットを築いてきた人たちとその活動を紹介するルポです。分厚い本だが、大変読みやすい。
「あとがき」で著者は「市民運動で悪の代名詞であったコンピュ−タについて、市民的視点からのとらえ返し」を経てきたと述べているが、私にとってもこの本は「目覚め」でした。
名古屋市の藤前干潟埋立てを阻止した運動を伝える「そして、干潟は残った」(インタ−ネットとNPO)(リベルタ出版)でも、この本と著者が運動のスタ−トにかかわっていることを知りました
インタ-ネット市民スタイル  野村一夫

論創社
発行・・・・1997/2
これは社会学者によるインタ−ネット利用のすすめ。
「市民派のためのインタ−ネット入門」です。
96年にwww上で公表され、本になったのは後で、今でも全文ネット上で読める。つまり、本とネットが融合、結合したごく早い例です。
ソキウスという膨大なサイトをともかく訪れてみてください。
電縁交響主義 NIFTYネットワ−クコミュニティ研究会他

NTT出版
発行・・・・199711.25
これは95〜97年、パソコン通信からインタ−ネットへの移行の時期にかかわっていた人々による報告、主張。
ここにあげた他の本のように一人の著者が書いたものではないので読みにくいが、日本における「ネットワ−クコミュニティの出現」(副題)に向けた取組みの貴重な記録といえる。
検索エンジン「インフォシ−ク」の社長となった伊藤穣一の主張が、視点の新鮮さ、確かさで印象に残った。
デジタル産業革命  山根 一眞

講談社 学術新書
発行・・・・1998.10.20
インタ−ネット」の普及が社会をどのように変えているのかをわかりやすく紹介する、最良の本です。
新書版で手に入りやすいので、最初に読む本としておすすめします。
インタ-ネット資本主義革命  池田 信夫

NTT出版
発行・・・・1999.3.30
これは昨年出された、最新の局面を伝える刺激的な本。
コンピュ−タ−どうしをつなぐインタ−ネットの基本は通信の取り決め(プロトコル)にあり、そのTCP/IPは「電子メ−ルでの討論によって開発されたオ−プンソ−スソフトウェアである」として「伽藍とバザ−ル」の思想を紹介している。
そして、「IPという共通言語」の普及によって、「資本論」が説いた「個人の自由な連合」出現の可能性を示唆して終わる。
インタ-ネット共創社会  山本 眞人

光芒社
発行・・・・1999.10.20
オンラインマガジンWebMagの特集を元にした本。
これは単なるサイト紹介ではなく、「離れ離れのサイトどうしをつなぐ脈絡を見つけ」「日本社会の閉塞状況を変える糸口として」のインタ−ネットの役割を探ろうとする意欲的な本。
副題は「野のネットワ−クに向けて」。
リナックスの革命

(原題 ハッカー倫理とネット社会の精神)
ペッカ ヒマネン

河出書房新社
発行・・・・2001.5.20
90年代後半沸き起こったリナックス革命の意味を跡付けようとする当事者たちの主張。
当のトーヴァルスはまだ32歳だが、著者はさらに4歳若いフィンランドの哲学者。プロテスタンティズムに代わる、ネット社会の倫理と精神をまとめようとしている。
主張はまだこなれていない感じもするが、「楽しくなくっちゃ仕事じゃない」と「時間との融通無碍な関わりかた」で「自分にあったリズムで人生を楽しんでいる」彼らの生き方を、日本の会社人間、組織人間はどうとらえたらよいのか?
サイバ−アクション

副題・・市民運動・社会運動のためのインタ-ネット活用術
井口秀介他
社会批評社
発行....2001/7/20
副題のとおりの本で、インタ-ネットが日本の運動で使われてきた実例を紹介しています。
「ネット活用術」やイエロ−ペ−ジもあり、大変役に立ちます。
Webの創成T.B.リ−

毎日コミュニケ−ションズ
発行・・・・2001.9.1

著者T.B.リ−は現在みんなが使っているインタ−ネット、つまりブラウザ−を使ってwwwに接続する方法、を創った人。その本人が10年を振り返って書いた本で原題は「Webを紡ぐ」。
wwwを創るまでの話は3分の一ほどで、後は商業化の渦の中で、彼がW3Cという組織を作って、インタ-ネットの理想をどのように守ってきたかを述べている。
内容はやや詳しくなるが、やはりこのひとがWebの思想を形作り、さらに発展させようとしていることに感銘を覚える。
インタ−ネット社会のマ−ケティング石井淳蔵 等編

有斐閣
発行・・・・2002.3.30

インタ−ネットが作り出す新しいものへの興味はつきない。
この本は副題「ネットコミュニティのデザイン」がぴったり来る内容で、ホ−ムペ−ジを使った新しいコミュニティの事例を紹介している。
新鮮だったのは、韓国のサイト。ハ−ドだけでなく、内容の面でも優れた試みをしているのを始めて知った。
ネットビジネスのバブルから、ホームペ−ジを通して作られるコミュニティに焦点が移ってきたことに元気付けられる。


ホ−ム>>私のネット生活>>インターネット本BEST9

更新日2002/6/20