ホ−ム>>私の基本情報>>金価格 金価格 更新日 2016/2/11


世界経済の動向がわかるデータは何を選べばいいのだろうか?
これがわからないのが、今の問題・むずかしさだろう。

グローバリズムに覆われたマネーキャピタルの中で我々がどこにいるのかを示すデータは何かを決めるのは、本当に難しい。
実物経済と債権金融の関係を表すデータ・指標はわからないので、とりあえずは、確実な、「還っていく所」である金価格を押さえておくしかない。

第一商品のウェブサイト 「金が買われている理由」

が良くできているので、見てほしい。

これでわかるのは
*今世紀に入って、株や通貨に比べて、桁違いに金価格が上昇している。
*しかし、そのピークは2011年で、それ以降は下がっている。

これはなぜだろうか?株や債券に対する信頼が回復してきているのだろうか?
このことについては、「田中宇の国際ニュース解説」の田中さんの本「金融世界大戦」(朝日新聞出版)が詳しい。

2011年9月以降、FRBは金「相場が上がりそうになるたびに巨額の先物売り(一度に想像を絶するような巨額の売り先物の爆弾投下)を行い、相場を引き下げて」来たのだ(p179)。
現物の金地金に集中する人気と現在のシステムを支えようとするFRBの先物売りの戦いの結果がこの数年の金価格の値動きなのだ。
(金の先物価格と地金価格の関係や、地金価格そのもの操作については、「金融世界大戦」を当たっていただきたい)

では、現物の金はどうなっているのか? 金はドルに対する「代替資産」として個人の購買対象だが、通貨ドルに対する「代替資産」として国家が保有する。
各国の金保有量はどうなっているか?少し古いデータ(2012年)だが、ワールド・ゴールド・カウンシルによると

国別金保有量
順位123456789
国名米国ドイツIMFイタリアフランス 中国 スイス ロシア 日本
保有量(トン)8133339528142451243510541040918765
外貨準備に占める割合(%)75.171.9-71.371.6 1.6 14.2 9.2 3.1


ここからわかることは
*EUの中心国独、仏、伊が2,4,5位である
*外貨準備2位の日本は9位である
*しかも、外貨準備に占める割合は独、仏、伊の70%台に対して3%しかない

さらに、見ておかねばならないのは、この保有量は数字上のもので、現物の金は米国に委託保管されていること、そして、米国が返還を渋っていることである。

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更新日 2016/2/11