ホ−ム>>イチ押しの人・話題>>エリックレイモンド 更新日04/2/24


エリック レイモンド   本人のサイトは継続しながら、2002年から”Armed and Dangerous”という
               WEBLOGで精力的に発言しています。

   「ちょうどよい時に、ちょうどよい場所に居合わせた
             人騒がせな哲学者」(本人によるプレス用の自己紹介)

1999年、マイクロソフト社のOS"Windows"の支配に風穴を開けたLinux革命のフィクサ−。
メ−ルソフトFetchmailの開発など、フリ−ソフトを作成してきたが、linuxと出会い、 その開発法に感銘して、論文「伽藍とバザ−ル」を97年5月に発表。 引き続いて、2つ文章を発表し、理論的指導者として注目されるようになる。
Linux普及の基盤作りのために、"Opensource"という概念を整理、提出して、Open Source Initiativeという組織 を結成し、現在その会長を勤める。

レイモンドの写真というのが、型どおりの紹介ですが、ともかくこの人(⇒「学者風」な写真)に惹かれてしまうのは、

1.コンピュ−タ−業界の人にはめずらしく、文章が書ける、理論家である
 2.ホ−ムペ−ジがすごい、「これこそhp」と言いたくなる(英語はわからなくても、見る価値がある)
からです。

 もう少し、付け加えます。

 1.理論家である。

  たとえば、インタ−ネットはなぜただで運営されるているのか?、なぜ、LINUXのような最先端のソフトがただなのか? という当然の疑問に、レイモンドは理論的に答えようとする。 2番目の論文「ノウアスフィアの開墾」では所有権理論にさかのぼって、「ハッカ−文化」を分析する。 3番目の論文「魔法のおなべ」では、オ−プンソ−スという「贈与文化」が資本主義経済のもとで 維持可能なのかを追求する。
  パソコンやインタ−ネットを作ってきた人たちは、時間がないせいか、自分で文章を書く人は非常に少なかったので、評論家の説明、解説がほとんどとなり、今進行している変革の最先頭に立っている人による主張は、新鮮で、刺激的なのです。

 2.レイモンドのホ−ムペ−ジの紹介

  特徴をいくつかあげてみます。
 *つくり方は文章中心で、新しい技術はまったく使わない。
  ペ−ジ作成の言語HTMLは古い3.2バ−ジョンを使うことを真っ先に述べ、エクスプロ−ラはもちろん、ナビゲ−タ−独自の技術は一切使わないと宣言
 *提供されている情報の量は豊富
  自分の書いた文章はもちろん、自分の紹介、マスコミ取材用の説明、講演依頼の具体的方法、スケジュ−ルと盛りだくさん。感心するのは、「自分が明日トラックにでも引かれた場合」かかわっている事業を誰に引き継いでもらうか、事細かに頼んでいること。
  *すべてのペ−ジの上下には,”site map”というサイトの一覧へのリンクがあり、情報へのアクセスのし易さを第一においている。
 技術ばかりが先行するウェブデザインの最近の一般的傾向に対して、結局伝えたい情報の中味が大事だとする自分が行った批判を実践しているのがよくわかります。

   ともかく、もうしばらくは目の離せない人です。
 そんな人の最新の動向、情報がわかる当の本人のhpが見れるのは本当にすばらしい事だと思います。レイモンドの多彩な関心、趣味、人柄までわかってきます。

 おすすめは、

 
「リバ−タリアンがビルゲイツを愛せない理由」こちら (日本語訳あり)
「ハッカ−になるために」こちら (日本語訳あり)
あまりに常識的な内容、だが、「なるほど!」と思えてしまう
「たのむよ 仕事かわってくんない」(日本語訳)こちら
日本印象記(合気道、俳句、禅に通じている!!)こちら

ホ−ム>>イチ押しの人・話題>>エリックレイモンド 更新日04/2/24