〔その 29〕 仕掛けです 
 
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07年7月15日   
                    
                     

 


  鮎の友釣りは、その仕掛けの種類が多岐を極めます。
 中でも、ハナカン周りは、多種多様です。

  ハナカン周りの仕掛けは、ハナカン移動式とハナカン固定式とに、大別することができるのではないでしょうか。
 どちらが優れているかは、釣人の好みもあって断言できないと思いますが、小生の仕掛けは、試行錯誤の末、
 ハナカン移動式に落ち着いた気がします。
 
  小さなオトリを使う場合、太い中ハリスが、ハナカンの上部に出るのが気になりますが、
 実際に釣ってみると、そんなに悪影響を感じません。
 ハナカン移動式について、思い当たるデメリットはそれぐらいですが、逆にメリットとしては、

  (1) 構造がシンプルなので、仕掛けの作成が、比較的短時間にできる。

  (2) 仕掛けを巻くとき、仕掛け巻きへの収まりがいい。

  (3) ハナカンから逆バリまでの間がシンプルなので、この部分でのオトリの負担が少ない。

  (4) ゴク楽背バリが使い易い

  (5) 野鮎の強烈なアタリに対し、ハナカンが動くことが、ショックを和らげる効果がある。


  特に(5)は重要で、中ハリスや針ハリスが切れにくくなる他、オトリがハナカンからすっぽ抜けにくくなる
 効果まで期待できように思います。一口にハナカン移動式といっても、ハナカンの片側のみの編み込みと、
 ハナカンの両側を編み込む場合があります。

  両者のうち、両編み込みは野鮎のアタリで移動しないことから、(5)の効果が期待しづらいように思えること、
 更に編み込み部は、片編み込みのほうがよりコンパクトにまとまり、水の抵抗の面で有利と思われるところから、
 小生は専ら片編み込みを採用しています。

  ここに稚拙ながら、小生のハナカン周りの仕掛けと、その作成手順を、写真を交えて紹介します。
 この部屋を見ていただいている方に、少しでも参考になることがあれば幸いです。
 尚、中ハリスはナイロンの0.8号、ハナカン結び糸はダイニーマの0.4号を使いました。


 




                                           
   適当に編み込んで、一回結びます。写真の場合、
   左右6回ずつ、計12回編んでいます。
 編み込みを8の字結びで止めます。8の字結びの片側の輪に、
 写真のように針を引っ掛け、結び目をできるだけ編み込みの
 近くにつくります。ハナカン結び糸を静かに引きながら、針を、
 8の字結びの輪が、小さくなるにつれて、編み込みへ近づけ
 ていくと・・・

                                          
  このようになります。この状態で、片方ずつハナカン結び
 糸を引いて、結びムラを取ります。次に、2本のハナカン
 結び糸の長さを揃えて端を結びます。この後、もう一つ8の
 字結びをしますが、この作業は二つの8の字結びの間の糸の
 長さを揃えるため欠かせません。

  二つ目の8の字結びを、最初と同じ要領で作成します



                                          
 二つの8の字結びの出来上がり。 ここまでの手順は
 (8の字結びの間隔を広げれば)、メタルライン等の編み込み
 にも流用できます。二つの8の字結びの間隔は、写真の場合、
 3ミリでした。

 ハナカンを結びます。写真のように、二つ目の8の字結びとの
 間に、糸を通し・・・



                                          
 左右どちらかに糸をくぐらせ、結びます。結ぶ位置は、
 写真のように、ハナカンの開口部寄りにしたほうが、オトリの
 すっぽ抜けが防げるように思います。
   このように糸を、左右1回ずつくぐらせ、結びます。



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  ハナカン結び糸を、結び目(8の字結びではない。)で
  固定します。 まず写真のように結び・・・
   その結び目を、糸を左右に広げながらハナカンの近くへ
   移動させていきます。



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      この状態になるまで、糸を左右に引きます。  結び目に瞬間接着剤をつけ、余った糸をカットします。
 瞬間接着剤は、編みこみ部につかないように注意してください。



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  逆バリとハリス止めは別々です。 価格が、一体型の
   2〜3分の1で済み、かなり経済的です。その上、あとで
  説明しますが、このハリス止めがスグレモノなんです。

   逆バリとハリス止めを、瞬間接着剤で、仮止めします。 



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    写真のように、中ハリスを通します。
   上部の糸がハナカンにつながっています。
  根巻き糸で、巻きしろの中央から写真右へ巻いていき、
  折り返して中央へ戻ってきたところで、中ハリスと根巻き
  糸の余った部分をカットします。           



                         
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 こんどは根巻き糸を、写真左へ巻いていき、折り返して
 中央へ戻ってきたところで、軽く瞬間接着剤をつけ、
 根巻き糸が、ゆるまないようにします。
  念のため一回結んでおきましょう。 根巻き糸全体に
  瞬間接着剤をつけ、余った根巻き糸をカットすると



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                完成です。



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   お気に入りのハリス止めです。大抵のハリス止めには、出来の悪いものが混じっていて、
  ハリスが止まらず、スパッと切れたりします。 ところが、このハリス止めには、そのようなことが
  皆無といっていいくらいです。 これまでは、仕掛け作成後、試しにハリスを止める作業が欠かせ
  ませんでしたが、この製品を使うようになって、そんな作業から開放されました。
 
 



        
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