| 歴史・旅行・紀行 |
| [目次] 1.ロンドン ミシュラン・グリーンガイド (フランス ミシュランタイヤ社) 2.イギリス歴史紀行 (中村勝巳) 3.旅が好き、食べることはもっと好き (邱永漢) 4.[関西]花の散歩道 (津口哲也) 5.地球の歩き方 こだわりのヨーロッパ ホテルセレクション460 (地球の歩き方編集室) 9.平安京のゴーストバスター陰陽師 安倍清明 (志村有弘) 10.信長 秀吉 家康 (津本陽 江坂彰共著) 11.地球の歩き方 スペイン (ダイヤモンド社) 12.スペイン ミシュラン・グリーンガイド (実業之日本社) 13.地球の歩き方 マドリッド (ダイヤモンド社) 14.チエのスペイン一人旅 (熊崎チエ著) 15.50歳からの海外旅行の手引き (永井輝男著) 16.スペイン・ヨーロッパの窓−南蛮へのあこがれ− (栗田 勇著) 17.超・海外旅行術 (大野益弘著) 18.スペイン紀行 (アンダ知宏著) 19.「安倍清明」ワールド (百瀬明治著) 20.新版 日本のすべて[英文対訳] (木村尚三郎監修) 21.ロンドンゆきの飛行機の中で読む本 (三澤春彦著) 22.なぜ英国のホテルは、世界で最も愛されるのか (三澤春彦著) |
| 順に本名・著者・出版社・発行日・蔵書先 なお、敬称は略させていただきます 評価は無印から★★★まで4段階、★2つ以上が借り得本です。 |
| 1.ロンドン ミシュラン・グリーンガイド ★ フランスミシュランタイヤ社編 実業之日本社 1995年1月31日発行 大阪市立福島図書館 |
読者の旅を、実り豊かなものにするためにつくられたというだけあって、 記念建造物、芸術作品、景観の美しい場所について、詳しく解説して くれています。このようなガイド本を読むと、日本の旅行ガイド本の次元の 低さが、目についてなりません。でも、どうしてこの本はこんなにタテ長な んでしょうか? ▲先頭へ |
| 2.イギリス歴史紀行 ★ 中村勝巳著 リブロポート 1991年10月30日発行 大阪市立福島図書館 |
イギリスを敬愛する著者が、ロンドン・スコットランドを中心に文化、歴史 面から書いている本です。写真も盛り沢山ですし、良い本だと感じました。 もし、あなたがイギリスに行かれるのでしたら、旅行前に一度読まれるの もいい考えだと思います。 ▲先頭へ |
| 3.旅が好き、食べることはもっと好き ★ 邱永漢著 新潮社 1991年12月20日発行 大阪市立福島図書館 |
一年の三分の一を海外旅行に使い、行く前からその国の料理を勉強し、 レストランの予約をホテルの予約より優先的にやってしまう著者が書いた 本です。読んでいると、涎が出てきて困りますが、旅行好き・グルメファン の方には最適本だと思いますので、借りてみてください。 ▲先頭へ |
| 4.[関西]花の散歩道 ★ 津口哲也著 丸善メイツ 1999年4月15日発行 大阪市立福島図書館 |
「1年12ヶ月、花の季節なので散歩に出掛けてみませんか−」と書かれ ています。花の名所を結ぶ散歩コースを月毎に紹介してくれている四季 折々のステキな花が楽しめるとっておきのお散歩コースガイドです。 綺麗なカラー写真満載のガイドですので、借り得の本だと思います。 [内容] 4月 和歌山城・紀三井寺コース、清水寺・円山公園コース、 祇園・平安神宮コース、哲学の道コース、山科・琵琶湖疏水コース、東大 寺・奈良公園コース、大阪城・桜之宮公園コース、夙川公園・広田神社 コース、丹波篠山コース、彦根城下町コース、安土城跡コース、伏見桃 山城・酒蔵コース、明日香・岡寺コース、西山・長岡京コース、日岡山公 園コース、松尾大社・梅宮大社コース /5月 東播磨コース、中之島公 園・うつぼ公園コース、洛北・府立植物園コース /6月 浜寺公園・大 島神社コース、須磨離宮公園コース、矢田丘陵コース、宇治・三室戸寺 コース、花の文化園・河合寺コース、水間鉄道沿線コース、竜安寺・妙心 寺コース /7月 万博記念公園コース /9月 梨木神社・今出川通コ ース、萩の寺・服部緑地コース /11月 嵐山・嵯峨野コース、奈良・春 日山コース /12月 平城宮跡コース /1月 鶴見緑地コース /2月 北野天満宮コース、勧修寺・随心院コース、明石公園コース、綾部山梅 林コース、長浜盆梅展コース。 「いずれの花も傷つけたり、持ち帰ったりすることのないようお願いいたし ます。また、撮影の際にはマナーを守り、ほかの観光客の迷惑にならな いよう心掛けてください」と巻頭に書かれていました。 ▲先頭へ |
| 5.地球の歩き方 こだわりのヨーロッパ ホテルセレクション460 ★★ 地球の歩き方編集室 ジェーズホテルネットワーク共著 ダイヤモンド社 1997年6月20日発行 大阪市立福島図書館 |
この本の使い方のところに、「優雅なファザードと落ち着いた雰囲気、心 温まるホスピタリティによって培われたホテルを選択することは、何にも まして旅をランクアップするための条件です。すばらしいヨーロッパ体験 を色褪せたものにしないために、時には<ホテル>を通してヨーロッパ を見ることもして下さい。きっともう一つの新しい発見があることでしょう。 いつまでも思い出に残る旅行とならんことを心から願ってやみません」と 書かれておりました。 [目次] ★巻頭特集 The HOTEL in EUROPE ★ヨーロッパホテルセレクション460 1.イギリス・アイルランド、2.フランス・モナコ、3.ベルギー・ルクセン ブルグ・オランダ、4.ドイツ、5.オーストリア、6.スイス、7.スペイン・ ポルトガル・モロッコ、8.イタリア、9.ギリシア・キプロス・トルコ、10. デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド、11.ハンガリー・ チェコ・ポーランド。★MAP。 この本の特徴は、格式、設備、サービス、日本人旅行客対応などの基 準をもとに、いずれも個性あふれる魅力的なホテルばかり、460軒を 厳選したことだそうです。 この本のなかに、「ヨーロッパのホテルは<文化>である。歴史と伝統 に培われたサービスの神髄、その究極の姿がここに紹介するホテルの なかにある。長い時間をかけ、幾多の経験を重ね、熟成された赤ワイン のような芳味と深い輝きを放つ珠玉のホテル。ホテルは<人>とりわけ 私たち利用する<ゲスト>によって育まれるものなのです」と書かれて いましたが、日本の一流ホテルの惨憺たる現状を見るにつけ、非常に 淋しいものを感じてしまったのでした。 確かに素晴らしいホテルばかり載っているようなのですが、如何せん 泊まったことのないホテルばかりですので、半分嫉妬しながら読んで いたのでした。 ▲先頭へ |
| 9.平安京のゴーストバスター 陰陽師 安倍清明 ★★ 志村有弘著 角川書店 1995年7月31日発行 大阪市立此花図書館 |
[目次] 第一章 安倍清明の誕生 /第二章 天才陰陽師 安倍清明 の呪術 /第三章 宿命の対決 /第四章 安倍清明と陰陽道 / 第五章 呪われた都の悪霊祓い師 /第六章 異界。 帯には、「平安京の闇に跋扈する魑魅魍魎たち。それを調伏する陰陽師 、安倍清明。藤原道長政権を陰で支えた安倍清明の生涯を、史実と伝 承で織り交ぜて描く」と書かれておりました。 「本書は、日本最大の陰陽師、安倍清明の謎に包まれた出生から書き 出し、たえず鬼の姿を見、自ら式神という鬼神を使役した、その数奇な生 涯を追いながら、彼がいかに歴史の陰に隠れながら、実は闇の世界に君 臨する帝王であったかを追求したものである。また、同時に平安時代の 怨霊たちやそれに立ち向かうゴーストバスターたちの群像にも視点を置い てみた」とも、書かれておりました。 やはり、安倍清明はただものではなかったようです。膨大な文献を参考 にしながら検証し、書かれているので優れた歴史書となっていると感じま した。 ▲先頭へ |
| 10.信長 秀吉 家康 勝者の条件 敗者の条件 ★ 津本 陽 江坂 彰共著 講談社 1996年6月21日発行 大阪府立中之島図書館 |
| [目次] 1.信長が躍りでた乱世日本という国 /2.信長は常識やぶり の発想で時代の殻を突き破った /3.信長は「戦さ」を「軍事衝突」に変 えた /4.信長が引き起こした「経済革命」 /5.出自や家系の枠を 取り払う信長の人事戦略 /6.天才信長のしたたかさと痛恨の過失/ 7.「生得の人望家」が秀吉最大の武器 /8.秀吉は「天下無縫」と「計 算高さ」を併せもつ /9.秀吉は時の流れを引き込む名人 /10.天下 取り後に噴き出した秀吉の限界 /11.家康は戦国一代目の凄まじさ を集大成した /12.人間家康の功罪。 まえがきに、「信長は不世出の英雄である。秀吉は信長にめぐりあわね ば、歴史の舞台に登場することなく終わったかもしれない。家康は意地悪 さがきめこまかく、人材運営に独特の判断をあらわしているが、信長が出 現しなければ、宿敵武田信玄に従属していたかも知れない」と書かれて おりました。 この本は、歴史小説の第一人者津本陽氏と売れっ子評論家の江坂彰氏 による、長い時間をかけた日本人のリーダーの力量に関する共同研究で 書かれたものだそうです。ですから、一般の歴史物とは一線を隔した作品 になっています。やはり読んでいると、「織田が搗き、羽柴がこねし天下 餅、坐って食うが徳川家康」という狂歌が紹介されていますが、内容もそ の通りなんですね。戦後五十年、ようやく世界のフロントランナーとして、 新しい文明の主役たるべき立場に置かれているいまの日本の政経界の リーダーに、せめてミニ信長が出現してほしいと書かれていたのがとくに 印象的でした。 ▲先頭へ |
| 11.地球の歩き方スペイン ★ ダイヤモンド社 1996年12月13日発行 大阪市立福島図書館 |
[目次] マドリッド周辺/ラ・マンチャ、カスティーリャ・イ・レオン/エスト レマドゥーラ、カタルーニャ/レバンテ、アンダルシア、カンタブリア海沿岸 /ガリシア、旅の準備と技術編。 冒頭に、「『情熱の国』『太陽の国』『光と影の国』−スペインを形容する言 葉はたくさんあるが、どれもこの国のひとつの<顔>でしかない。スペイ ンには地方ごとに異なる文化があるといわれるとおり、多様性にとんだ国 である。中世の香りを残すカスティーリャ地方、イスラムの影響が色濃い アンダルシア地方、勤勉で前衛的なカタルーニャ地方、雨が多く緑豊か なガリシア地方−。それぞれが、特有な風土、歴史、言語、そして強い個 性をもっている。あなたがスペインを旅するとき、こうしたさまざまな<顔> に出会うたび、この国の奥深さを知ることになるだろう。」と書かれており ました。 この本は、スペインを愛し、そこに住む人々にあたたかい愛情を寄せる多 くの人々によってつくられているのですね。ですので、数ある旅行ガイドと 比べて、心のこもった生きた情報が詰まっているように感じたのでした。 スペインは、私がずっと行きたいと思い続けている国なのです。フラメンコ が観られるし、素敵な美術館もいっぱいあるし、尊敬する大建築家・ガウ ディの作品が拝見できるし、料理もワインも美味しいし....。 読んでいて、本当に行きたくなってしまって困ってしまったのでした。 ▲先頭へ |
| 12.スペイン ミシュラン・グリーンガイド ★★ フランス ミシュラン タイヤ編 実業之日本社 1995年10月20日発行 大阪市立福島図書館 |
[目次] 主な見どころ /観光のルート /スペイン滞在 /旅への誘 い /スペインのプロフィール /スペインの歴史・美術・文学・映画・音 楽・伝統と民間伝承・民芸・料理と飲みもの /旅の見どころ /旅のご 案内 /スペインの旅 /観光のための情報ページ。 裏表紙に、「ヨーロッパの西端にあり、つよい個性を持つスペインは、類い 稀な変化に富む風景で人々を魅惑します。コスタ・ブラバ地方のトルコ石 のような青緑色の入江、カスティーリャ地方に広がる灼けつくような平原、 大西洋の霧に包まれるガリシアやアストゥリアス地方の緑の起伏、アル メリア地方の乾いた土地、万年雪のピレーネやシエラ・ネバダ。」と書か れていて、すぐにでも行きたくなってしまったのでした。 このグリーンガイドシリーズは、いつのまにか出版中止になっているよう で、ジュンク堂大阪店では揃っていないので、図書館のありがたさを改め て痛感したのでした。でも、このやけにタテに長い本がなくなってしまうの を知って、とても寂しくなってしまいました。 ▲先頭へ |
| 13.地球の歩き方マドリッド ★ 地球の歩き方編集室 ダイヤモンド社 1997年10月17日発行 大阪市立福島図書館 |
[目次] マドリッドの歩き方 /見どころ /美術館と博物館 /エンタ −テインメント /ショッピング /ホテル /レストラン / マドリッドからのショート・トリップ /旅の準備と技術編 表紙に、「カスティーリャの大地に見果てぬ夢を運んでくれたグレコがゴヤ がベラスケスが私に語りかけてきた物語」と書かれておりました。 この本も、マドリッドとカスティーリャの風土、文化、芸術をこよなく愛する 人々によって作られているんですね。ですから、皆さん、海外旅行に行か れる時には、このシリーズの最新版を購入して持参されているのではと 感じたのでした。この本では、マドリッドに絞って詳しく楽しく解説してくれ ていたので、すごく参考になったのでした。 ▲先頭へ |
| 14.チエのスペイン一人旅 ★ 熊崎チエ著 風媒社 1992年4月25日発行 大阪市立中央図書館 |
[目次] 1.素顔の首都−マドリッド /2.オレンジの香る町−コルドバ からグラナダ /3.高級リゾートの珍事件−マラガからロンダ /4.カルメンの舞台−セビリア /5.スペインの家庭料理− バレンシアからアリカンテ /6.ガウディに魅せられて−バル セロナ /7.旅のフィナーレはウェディングベル−バスク・エイ バール この本は著者さんが初めて触れたスペイン一人旅の旅行記です。彼女が スペインに興味を持ったのは、ガウディのサグラダファミリアなんですね。 冬場は夏のほぼ半額なので、冬に行かれたわけですが、やはりスペイン の冬も寒かったそうです。でも、冬から春への変わり目も素敵だったと書 かれていました。92年のお話ですが、10万円そこそこのお金で一か月 間も、こんな素敵な旅を過ごした彼女の勇気と素晴らしさに感動した本な のでした。 ▲先頭へ |
| 15.50歳からの海外旅行の手引き ★ 永井輝男著 情報センター出版局 1991年8月14日発行 大阪市立福島図書館 |
[目次] 序章 夢が現実に変わるとき /第一章 旅の準備から始まっ ている旅 /第二章 気がつけば、異国の空の下 /第三章 ヨーロッパの楽園スペイン /第四章 心に残る旅の断片 この本の副題は、「初めてヨーロッパを楽しむために」と書かれておりまし た。著者さんは、68歳から7回、総日数555日にもわたって、ヨーロッパ の旅をされています。ヨーロッパ全域、トルコ、ギリシア、モロッコと、夫婦 で、ときには娘や孫を交えて自由な旅を楽しんでおられるのですね!! 69歳のときの自由旅行は、ぶっつけ本番だったというのですから、その パワーには驚いてしまいます。おまけに5ヵ月間、スペインのコスタ・デル ・ソルに住んだそうですから、感心するばかりなのですが。 この本は、8年前の発行ですから、変わっているところも多いと思います が、「ヨーロッパを味わうための必読書リスト」や、「ヨーロッパ15カ国を巡 る推薦コース」、「「トラブルにも動じない」、「スペインとっておきの場所ガ イド」のところは、とても参考になったのでした。 ▲先頭へ |
| 16.スペイン・ヨーロッパの窓−南蛮へのあこがれ− ★★ 栗田 勇著 富士通経営研修所 1992年4月23日発行 大阪府立中之島図書館 |
[目次] 1.東西文明の出逢い /2.美と逸楽の宴 3.都市物語 /4.バルセロナの象徴 ガウディの塔 この本は左右対訳となっていますので、英語の勉強にも、そしてスペイン の旅行ガイドブックにもなりそうな本なのですね。もっとも7年前以上に発 行されていますので、旅行にはあまり参考にはならないかもしれません が、日本とスペインの関係やスペインの歴史や文化も詳しく解説してくれ ています。もちろん、カラー写真が満載ですし、付録として「ガウディの建 築年譜」なども載っていて、いたれりつくせりの本なのでした。 とくに、ガウディについては、代表的な作品のカラー写真をいっぱい使い ながら紹介してくれています。 むすびで、「今、日本人は、あらためて自分の出発点を振り返ろうとして いる。二千年にわたってこの小さな列島で生きてきた人々が、大切にし てきたもの、愛してきたもの、生きる依りどころというものは何であったの か。そんなとき、親しい友として新鮮に目にうつるのがスペインである。あ の日本に世界の窓をひらいてくれた南蛮であった。私たちは、そこに、東 西に共通であった人間の価値、尊厳の再発見を今、まざまざと見る思い がするのである。」と書かれていたのが、とても印象に残ったのでした。 ▲先頭へ |
| 17.超・海外旅行術 ★ 大野益弘著 日地出版 1997年11月20日発行 大阪市立図書館共有 |
[目次] 準備 /出発・搭乗 /機内 /入国 /ホテル/レストラン ショッピング /交通 /電話・郵便 /気をつけて /出国・ 帰国 カバーには、「海外・国内ガイドブックの著者として活躍中の大野益弘氏。 本書は、世界を縦横無尽に駆けめぐる大野氏だから書けたおもしろ即席 達人入門。カップルで行ってはいけない国を知っていますか? 海外に は入ってはいけない店もある!? 読んで楽しいだけでなく、必ず役にた つデータも満載。笑いながら達人になろう!!」と書かれておりました。 この本は、著者さんが海外旅行のノウハウのかなり初歩的なことを半分 パロディにしながら書いてくれています。でも、真意はいかに楽しく安全 に海外旅行をするか、ということなのですね。憧れの海外達人が無理な ら、「達人もどき」になればいいと提案し、海外旅行の達人もどきになるた めのちょっとしたテクニックを披露してくれています。簡単には行けない海 外ですが、こういう本を読んで旅行している気分にひたるのも、いいもの なのでした。 ▲先頭へ |
| 18.スペイン紀行 ★ アンダ知宏著 未来社 1991年5月10日発行 大阪府立中之島図書館 |
[目次] 1.巡礼街道 /2.ひまわり /3.巨石への旅 / 4.ポルトガル紀行 カメラマンである著者さんが、一人のカメラマンの見てきたスペインとポル トガルについて紀行文をまとめてくれている本です。何枚かの綺麗な写 真も載っていますし、各地の印象にも触れてくれています。 この本では、巡礼街道(サンチャゴ街道)を紹介してくれています。九世 紀の初め、キリストの弟子、ヤコブの墓がガリシアの一地方で発見され たという噂が広まり、徳を慕ってその墓に参る人が次第に作り上げること になった巡礼の道筋で、終着地はサンチャゴ・デ・コンポステラの大伽藍 なのですね。 また、著者さんは<アンダルシアのひまわり>と<ポルトガルのコルク 樹の写真を撮影に行ったときの話も載せてくれています。 旅行ガイドブックとは違った視点から書かれた紀行本もいいものだと思い ながら、読んでいたのでした。 ▲先頭へ |
| 19.「安倍清明」ワールド ★ 百瀬明治著 コアラブックス 1999年11月30日発行 大阪府立中之島図書館 |
[目次] 序 王朝の超能力者・安倍清明 /第一章 百鬼夜行の巷(平 安京・架空ドキュメント) /第二章 幼年期の清明と、呪われた都 / 第三章 陰陽師入門 /第四章 天才陰陽師への道 /第五章 藤原 道長と安倍清明 /第六章 清明の死と蘇生 /第七章 冥府の王と安 倍清明 /第八章 現代につながる陰陽道 副題が、「現代に生きる千年の闇=vです。この本によると、安倍清明 の周辺がちかごろとみに騒がしいそうです。清明人気が若者の間で高ま っているそうですから、やはり世紀末なのですね。 さて、この本では、私が大好きな天才陰陽師・安倍清明と陰陽道について 、いろんな角度から、また、楽しい逸話をまじえながら、解説してくれてい ます。 「安倍清明の活躍のあとは『今昔物語』『宇治拾遺物語』などの説話集に 断片的に語られているにすぎず、彼の著作とされるのも『占事略決』一冊 が伝わるのみである」と書かれている通り、きちんと時代考証をした清明 の一代記というものが存在していませんが、だからこそ、彼の生涯には 謎の部分が多く、より彼に惹かれてしまうのかもしれません。 ▲先頭へ |
| 20.新版 日本のすべて[英文対訳] ★ 木村尚三郎著 三省堂 2000年8月10日発行 大阪市立福島図書館 |
[目次] 第1章 日本と日本人 /第2章 日本の自然環境 /第3章 日本の歴史と宗教 /第4章 日本の政治と経済 /第5章 社会生活と 家庭生活 /第6章 日本語と日本文学 /第7章 日本の建造物 / 第8章 風俗・習慣 /第9章 年中行事と祝祭日 /第10章 日本食 / 第11章 娯楽・趣味 /第12章 スポーツ /第13章 伝統演劇・芸能/ 第14章 伝統芸術・工芸。 「はじめに」に、「本書は最初、三菱自動車工業株式会社が1988年の稼動 を目指して米国イリノイ州にクライスラー社との合弁会社を設立した際、主 としてアメリカ従業員に対して日本の文化・歴史・政治・社会生活などの背 景にある日本人のものの考え方や行動の原点などの理解を深めるために 同社人事部が企画し、三省堂教育開発が編集協力した冊子であった。そ して、今回の新版の編集に当たっては、今日的な視点に立って点検を行い 、できるだけ多くの外国人に日本や日本人の実像を知ってもらうことを目指 した。」と書かれておりました。 非常に良く出来ている本でありまして、「日本や日本人に関心を持つ外国人 はもとより、日本人が外国人に対して日本や日本人について説明する際に も、活用していただければ幸いである。」と書かれている通りの内容なので した。でも、残念ながら私の語学力では対訳を使いながら読んでいると、と んでもない時間がかかるので、もっぽら日本語文ばかり読んでいたのです が....。また、付録として、年表/知っておきたい生活・習慣/日本語会 話なども収録されているのも便利なのでした。 ▲先頭へ |
| 21.ロンドンゆきの飛行機の中で読む本 ★★ 三澤春彦著 光人社 1998年11月20日発行 大阪市立中央図書館 |
[目次] 序章 ロンドンを訪ねるあなたのために /第一章 ロンドンを移動 する /第二章 ロンドンを飲む、食べる /第三章 ロンドンを買う / 第四章 ロンドンを遊ぶ /第五章 ロンドンを感じる /第六章 ロンドンに 住まう /第七章 ロンドンに暮らす /第八章 ロンドンで人とつき合う / 付録1 写真で見るロンドンの商店の店構え /付録2 英語で表現する日 常生活用品。 「おわりに」のところに、「キャブの料金、レストランのサービス、商店の営業 のしかたなど多々の例を紹介したつもりだが、それらすべてに一貫する大原 則がある。それは、『ヒトをヒトとして扱う』ことである」と書かれておりました。 1993年5月にロンドンに渡り、現地でホテルの仕事をしながら暮らした四年間 に著者さんが、自分の目で見、耳で聞き、鼻で嗅ぎ、口で味わい、心で感じ たロンドンのあれこれをまとめてくれている本です。大好きな英国、ロンドンの お話を中心に、旅行ガイドブックとは一味違った味付けがされています。おま けに、「約750の日常生活用品」を和英対照で、英国で生活する上でよく目に するものを英語でどう言うか、まとめて紹介してくれていて、とても嬉しかった のでした。 昔、ツアーで行ったロンドンで英語が通じなくて非常に情けない思いをしたの で、一念発起して、帰国後、あわてて英会話スクール(英国系のブリティッシ ュ・カウンシルという素敵なイングリッシュスクール)に通ったことを懐かしく思 い出しながら、楽しく読ませてもらった本でした。 ▲先頭へ |
| 22.なぜ英国のホテルは、世界で最も愛されるのか ★★ 三澤春彦著 オータパブリケイションズ 2000年3月15日発行 大阪市立中央図書館 |
表紙に、「ホテルと英国がわかる50のキーワード」と書かれておりました。 この本は、『週刊ホテルレストラン』誌1998年11月6日号〜1999年11月26日 号に連載された「英国ホテル事典」に修正を施し、一冊にまとめられたもの だそうです。 「おわりに」のところに、「このエッセイを通じて、英国の5つ星ホテルのありの ままの姿を紹介し、ビジネススタイルやスタッフの心意気といったことも読者 のみなさんに伝えようとした。日本のホテルにない、英国のホテルの薫りを少 しでもみなさんに感じていただくことができたとしたら、著者としてこれに優る 喜びはない。」と書かれておりました。 読んでいて、英国のホテルの真骨頂がよく分かりました。ホテルでのサービ スがどういうものであるべきか深く考えさせられたのですが、やっぱり日本人 はサービス業に向いていないのではとも感じてしまいました。 昔、母を連れてのヨーロッパ周遊ツアー時に、ロンドンのホテルで、ツアーコ ンダクターさん達と外に食べに行くのがおっくうになったので、英語も出来な いのに、厚かましくホテルのダイニングに行きました。定食を注文したのです が、けっこう安くて、おまけにサービスも素晴らしくて、母ともども大感激した のを思い出しました(この時、定食の単語が全く通じなくて、入り口のところ に置いてあったメニューまでウェイターさんを連れて行って、やっと注文でき たという恥ずかしい思いをしたのですが、今となってはいい思い出なのでし た!?)。 なお、この本の図書館さんでの分類は、「680 運輸・交通」になっておりまし たが、旅行のページに入れさせていただきました。 ▲先頭へ |
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